

どこか懐かしさを感じる昭和レトロなたたずまいの「甘党の店 竹酔堂」では、冬限定の和スイーツ「ぜんざい」と「コーヒーぜんざい」の提供が今年も始まりました。自然の甘みを大切にしたぜんざいと甘いものが苦手な人向けに提供を始めたコーヒーぜんざい。リピーターは多く、どちらを選ぶか迷ってしまいます。

昭和31年(1956年)に創業し、「当時から(ぜんざいの)基本的な製法は変わらないです」と話すのは店主の杉森雅一さん。一方で、時代にあった味も追及するため「最近は甘さ控えめにしています」と小豆や砂糖の量は微調整しているとのこと。また、ぜんざいに入ったお餅は大きくて食べ応えは十分です。

もう一つの冬の名物“コーヒーぜんざい”。「甘いためぜんざいが食べられない」というお客さま向けに提供が始まりました。ほんのりとした小豆の甘さにコーヒーの苦みが適度に合わさり、甘いものが苦手な人も食べやすいひと品です。コーヒーミルクが付くため、好みに応じて甘さやマイルドさも調整できます。

「3世代、4世代の家族連れでくるお客さんもいます」と話す杉森さん。ぜんざいを家族で囲み、思い出を竹酔堂で語り合う。今年の締めくくりにもピッタリではないでしょうか。

【ひとことルポ】

「竹酔堂さんは、落ち着いた店内でいただく温かいぜんざいが本当に格別です。あずきの甘さがちょうど良い!また、“コーヒーぜんざい”はコーヒーとぜんざいが意外なほど相性ぴったりで驚きます。ぜひ一度味わってみてください」
(スイーツ特集取材班・吉森)
【店舗情報】
店舗名:甘党の店竹酔堂
定休日:水曜日
営業時間:11時~18時
電話番号:0765-24-2222
住所:富山県魚津市釈迦堂1-7-18
スイーツ特集取材班(梅田、池田、吉森)
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