
9月24日から25日にかけて開催した、台湾人観光客を主なターゲットとした体験型観光商品「魚津の紅」のモニターツアー2日目の模様をお伝えします。本ツアー造成においては、宿泊につなげる滞在時間の延長と「タイム・シフト(時間帯分散)」も大きなテーマの一つ。2日目は日の出前の早朝5時頃からのスタートです。
水揚げしたての富山湾の魚を市場でチョイス!朝競り見学&漁協直営店で味わう市場直送プレミアムランチ

水産物荷さばき施設「魚津おさかなランド」で朝競りと紅ズワイガニの入札見学が行われました。当日は富山湾で獲れた真っ赤なトヤマエビやカゴいっぱいの紅ズワイガニ、バイ貝、ウマヅラハギなど、魚津を代表する魚種が並びました。この日は、30センチを超える大きなノドグロも水揚げされていました。
各魚介類や競り、海の魅力について解説したのは魚津漁業協同組合で代表理事組合長を務める濱住博之さんです。魚津の漁場を知り尽くした濱住さんならではの説明は探究心をくすぐり、インフルエンサーからも「この魚の名前は?」や「どれくらいの値段が付きますか?」など複数の質問が自然と飛び交いました。
今回、これまでにはない価値として提供するのが、市場で選んだ好きな魚を購入できるオプションです。競りには直接参加はできませんが、希望した魚を代わりに競り落としてもらいます。購入した魚は、当日「魚津丸食堂」で楽しめる「プレミアムランチ」にプラスできます。その日に水揚げされた魚を、朝競り会場で選び、ランチで味わえるという、貴重な体験を提供します。インフルエンサーの2人は、競りがはじまる前に、濱住さんのおすすめなどを聞きながら品定めし、シマ模様が美しい大ぶりなトヤマエビをチョイスしました。その後、行われた紅ズワイガニの入札も、興味深そうに見学していました。

魚津漁協直営のレストラン「魚津丸食堂」での食事です。正式リリース時は「プレミアムランチ」として昼前頃からの提供となりますが、本ツアーでは、特別に8時過ぎから朝食として提供されました。バイ飯、カンパチやマダイの刺身、大きなアジフライ、ゲンゲ唐揚げ、小鉢などがセットになった本ツアー限定メニューです。おさかなランドで競り落としたトヤマエビは刺身として、さらにモニターツアーでは特別に、紅ズワイガニの刺身やカニ汁も提供されました。水揚げされたばかりの魚の新鮮な刺身の美味さは言うまでもありませんが、インフルエンサーの2人は、肉厚のアジフライのフワフワの食感に驚いた様子。ボリューム満点の朝食となり、魚津の海の魅力を存分に味わえる贅沢な時間となりました。(出漁や仕入れ状況により、メニューは変更となります。)
食後は「海の駅蜃気楼」に移動し、EVトゥクトゥクのレンタルサービス「魚津まちなかレンタルEV『トゥクる』」の試乗体験を行いました。心地よい潮風を浴びながら、蜃気楼ロードを走り、アクティビティを楽しみました。今回、ドローン使って走行シーンを撮影。インフルエンサーの2人も興奮気味でした。
外国人旅行客の利用には、レンタカーを借りる際と同様のパスポート、国際運転免許など(台湾を含む5ヵ国は、本国の運転免許+公式日本語翻訳文)が必要です。「トゥクる」は、台湾からの旅行客にもすでに、実際に利用されており、これから海外向けOTAでの販売も本格的にスタートします。

続いて訪れたのは、海の駅蜃気楼から徒歩約7分に位置する「魚津埋没林博物館」です。館長の石須秀知さんの解説付きで、蜃気楼や埋没林に関する展示を見学しました。海岸から山岳地帯まで奥行25キロメートルの中に約2,400メートルの高低差を持つ魚津市。ここで育まれる水循環のしくみや、大気中で光が屈折し虚像が見える「蜃気楼」、河川氾濫や海面上昇で埋没したスギ原生林「埋没林」について解説を受け、参加者一同、魚津の神秘的な自然現象への見識を深めました。
ミシュラン一つ星・料理店で味わう。『魚津漆器』で綴る海と山の極上フルコース『紅』の晩餐

締めくくるのは、ツアー限定の極上フルコース「紅(くれない)の晩餐」です。「四季料理 悠」の料理長・海野文章さんが手掛けた料理の数々を、解説付きで楽しみます。まずは、海野さんが調理前の紅ズワイガニまるごとの姿を、カウンターで披露し、視覚でも楽しんでもらいます。一品目は、加積りんごを使った前菜でスタート。甘酸っぱさが食欲をそそります。コースでは、海・山の地元食材をふんだんに使い、紅ズワイガニや加積りんごはもちろん、今回は、ジビエのイノシシしゃぶしゃぶも提供しました。(メニューは仕入れ状況等によって異なります。)そして、コースを彩る要所に、伝統工芸の「魚津漆器」の朱色が華を添えます。焼き物や揚げ物、〆のごはんまで、全11品を味わってもらいました。
魚津駅での見送りの際、インフルエンサーの2人に「食べきれましたか?」と伺うと、「美味しくて全部食べられました。お腹一杯で、大満足です!」と満面の笑みで答えてくれました。ハードスケジュールの中、終始、笑顔で楽しんでくれたインフルエンサーの2人に心からの感謝と、魚津への再訪を期待したいと思います。
今後、当社ではインフルエンサーや協力事業者から集めた感想などにもとづき、ツアーのブラッシュアップを図って正式リリースを目指します。
台湾からの訪日客数は増加傾向にあり、日本政府観光局(JNTO)の発表によると2025年の台湾からの年間訪日外客数は前年比11.9%増の676万人でした。域外からの収益確保や地方誘客を目指す魚津市にとても台湾からの呼び込みは欠かせません。台湾からの誘客環境が整いつつある中で、当社もタイムリーにサービス展開を推進してまいります。
モニターツアーの様子は地元メディアに取り上げられました。
北陸中日新聞社:「赤色の特産品「魚津の紅」を台湾にPR 魚津観光まちづくりがインフルエンサー招待」
北日本新聞社:「魚津の魅力、台湾に伝えて インフルエンサー2人が加積りんご収穫体験」
富山新聞社:「魚津の「紅」台湾に発信 リンゴやベニズワイ、漆器 インフルエンサー招きツアー」
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