紅が煌めく紅ズワイガニ、ジューシーな味わいに満面の笑み~「魚津蟹騒動」~鮮やかで華やか、女性やカップルからの支持も上昇中!?

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 富山県内水揚げNo.1を誇る紅ズワイガニをまるごと一杯味わえるイベント「魚津蟹騒動」が11月15日(土)、16日(日)、海の駅「蜃気楼」で開催されました。
 魚津港産の紅ズワイガニをPRするため、魚津蟹騒動実行委員会が主催し、令和4年から開かれています。当社も今年度から事務局として運営に携わりました。

 毎年楽しみにしている常連のお客様も多く、9月にホームページで情報解禁するやいなや予約が入りはじめ、途中に追加で枠を増やしたものの、2日間計220杯分が満席となりました。
 前日まで「まだ予約できますか」といった問い合わせが相次ぎ、10月の魚津駅前屋台での盛況ぶりが頭をよぎり、期待と不安を抱えながら当日を迎えました。
 ケースにぎっしりと詰まった紅ズワイガニ。大ぶりで鮮やかな紅色の姿は、素人目にも新鮮かつ美味であろうと分かります。若干数用意していた当日分の整理券もあっという間に完売となり、蟹騒動がはじまりました。

 筆者は調理係を補助しました。蒸しはじめると、カニの香りが湯気とともに広がり、会場を包みました。蒸しあがった紅ズワイガニはトレーから脚がはみ出すものもあり、「こんなに大きいの?」という声も。待ちに待った紅ズワイガニに舌鼓を打つ、多くの笑顔に出会えました。

 イベント初体験の筆者も特別に少しだけ試食をさせていただきました。殻をむくと白くしっとりした身が現れます。口に入れるとほどよく崩れ、うま味が広がります。う〜ん、なんとも美味!思わず笑みがこぼれました。
 開催にあたっては、実行委員会の魚津漁協、富山県鮭鱒漁協、魚政魚問屋、海の駅「蜃気楼」、魚津市をはじめ、魚津水族館やミラージュランドなど多くの関係者にご協力いただきました。

 魚津発祥のカニ籠漁の理解を深めてもらおうと、カニ籠の現物展示や大画面でのカニ漁の映像放映などを行いました。また、初の試みとして、魚津水族館の協力を得て、子どもたちにも分かりやすくカニの生態を知ってもらうため、食べられる部位の図解などを制作してもらいました。

 今年の蟹騒動は、前回よりもカニの数を60杯増やし、展示内容を充実させて開催しました。今後も創意工夫をしながら、魚津港産の紅ズワイガニをより満喫してもらえるイベントとして育てていきたいと思います。また次回の開催にご期待ください。

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