
4年ぶりとなるバルイベント「魚津バレンタインバル」が冬の魚津のまちを熱く盛り上げました。2月の土曜日に、一夜限りでの開催は初の試みです。魚津駅周辺や飲食店街「柿の木割り」には赤が際立つのぼりがはためき、参加飲食店が自慢の一品とドリンクを提供しました。当日は市内外から多数のお客様が参加。バルマップを広げて店巡りを楽しむ、たくさんの笑顔に出会えました。スタッフとして運営を担いながら、客としてもバルを満喫した筆者が、当日の模様をたっぷりと紹介します。


5枚つづりのバルチケットを求めて魚津駅観光案内所は正午前から普段以上ににぎやかな雰囲気。ワーキング・ホリデーで来訪中の大学生2人にも手伝ってもらい、チケット販売がはじまりました。天候にも恵まれ、心なしか街全体がウキウキしているかのよう。家族でしょうか、交差点にはバルマップを広げて目当てのお店に複数人でむかう姿も。昼からバルを楽しんでいるお客様の様子を見ながら、夜にかけてさらに盛り上がる期待感がふつふつとわいてきました。
ランチにスイーツも
昼から楽しむバルめぐり
バルを満喫するには作戦も重要。筆者は運営のかたわら、夕方までに「cafe&animo」さん、「銀河食堂 掛」さん、「BAOBAB cafe」さん、「icco...」さんの4店舗を回りました。

「cafe&animo」さんの「彩りビビンバと五味茶のセット」は7種類超の具材がご飯を鮮やかに彩り食欲をそそります。躊躇なく半熟の目玉焼きを割り、具材とご飯を混ぜて一口頬張れば口いっぱいにさまざまな食材の旨味が広がります。そして五味茶。スッキリとしたアセロラのような味わいでクセもなくとても飲みやすい一品。店主さんいわく、五味茶は韓国の伝統的な健康茶でその日の体調により味わいの感じ方が変わるとか。

さて、2軒件目は「銀河食堂 掛」さん。残り2席に何とかすべりこみました。目を引くお洒落な店内は、女性客などでいっぱい。地元の野菜をたっぷりと使い、丁寧に調理された5種のおつまみが一皿に並びます。彩りよく、ヘルシーなうえに、ビールとの相性も抜群でした。ランチタイムでは、もう1軒「まちかどイタリアンfrontale」さんに向かうも、満席。夜の部でのリベンジを誓います。

15時過ぎからはおやつタイムに突入です。魚津バレンタインバルではスイーツ店も複数参加しました。その一つがクレープ店「BAOBAB cafe」です。“カワイイ”と思わず口にしそうな特別なメニュー「バレンタインクレープ」。クマの形をした焼き菓子と大きなイチゴがなんとも愛らしく、食べるのがもったいないと思いつつも頬張りたくなる一品です。クリームに甘酸っぱいイチゴ、ほんのり甘いクレープ生地が組み合わさり、口の中は「幸せ」の一言。口直しにもピッタリでした。

さて、16時から1時間限定でバル参加していたのが、おでんとおばんざいの店「icco...」さん。筆者も振る舞い酒の開催前に、抜け目なく入店。たくさんのおでん種の具材から好きな2種をチョイスして味わえます。もち巾着と富山の名物「赤巻き」を注文。赤巻きは渦巻き模様が特徴の伝統的なかまぼこです。やさしい出汁がしみ込んだもち巾着と赤巻きはどこか懐かしさも感じる味わいでした。ついつい箸をのばしてしまい気づけば皿の中は空っぽ。次も注文したくなりましたが、振る舞い酒の準備のため、観光案内所前に急行しました。

スパークリングワインに魚津酒造の新酒が登場
大盛況の振る舞い酒

17時にはスパークリングワイン、そして18時には魚津酒造の新酒「『UOZU NOUVEAU』無濾過生原酒 純米初しぼり」を振舞いました。乾杯の前からフライングする参加者もいましたが、そこはご愛敬。乾杯とともに夜の部が本格的に始まりました。筆者もさらにギアを上げて「ぎょうざ屋 SAYANG」さん、「まちかどイタリアンfrontale」さん、「居酒屋 いっぺい」さん、「tacos bar GOOD TIME」さん、「焼肉ホルモン虎ノ門」さんなどを、時間が許す限り巡りました。どの店も大盛況で、満席や待ち時間、品切れが出ていました。




富山市の名店で修業した「ぎょうざ屋 SAYANG」さんは、売切れ前に何とか入店。やはり、餃子とビールの組み合わせは最高です。筆者もアツアツの手作り餃子を頬張り、ビールで流し込みます。待ち時間もスパイスとなり、美味しさ倍増。思わず、笑みがこぼれます。

餃子でパワーをチャージして、「まちかどイタリアンfrontale」さんへ。タイミングよく、空席が出て、さっそく夜メニューの「国産牛すじの赤ワイン煮」を注文。口の中でとろけるような牛すじ煮をバゲットともに頬張ります。赤ワインとのペアリングがたまらない逸品。バルならではの贅沢な時間を味わいました。

続いて訪れたのは、地元民に昔から愛される「居酒屋 いっぺい」さん。赤ちょうちんが“のんべえ”の心をくすぐります。「当日のお楽しみ」メニューは、家庭の味を思わせる里芋の煮っころがしに枝豆、なますの3種類。カウンターで肩を突き合わせながら、“だら”話をして酌み交わす酒。これもまた、たまらないひとときでした。

手持ちのチケットは残り2、3枚。いよいよ終盤戦に突入です。まず目を付けたのはタコス。未開拓だった店に気軽に入店できるのもバルの醍醐味です。「tacos bar GOOD TIME」さんは洋風酒場を思わせる店内。シュリンプやポークといった具材を選べるのもうれしいです。ソファーでくつろぎながら食べるタコスもまた格別で、メキシコ発祥のコロナビールとの相性は言うまでもありません。魚津にいながら気分はメキシカンでした。

もう満腹ながら、〆に行こうと決めていたのが「焼肉ホルモン虎ノ門」さんの焼肉です。何よりバルメニューが秀逸。チケット1枚の「能登豚の串カツと特製ハムカツ」もさることながら、チケット2枚で「和牛カルビセット」か「ハラミセット」の焼肉が味わえます。これに、お酒と、ライスやスープも付いてきす。今回のバルではもちろん、競争率がトップクラスの店の一つとなりました。筆者はハラミセットを頼みましたが、見るからに新鮮な厚切りの肉が5枚並び、ライスやスープの量も十分で、大満足でした。肉のうまみが酒もライスも進ませる、まさに、バルの締めくくりにふさわしいでした。

地元飲食店の多様性とまちの熱気を感じた1日
バルは富山県東部随一の飲食街を有する、魚津だからこそできるイベントの一つです。多彩な飲食店が提供する料理と酒と、人々の笑顔。これらは、魚津の大きな魅力であり、まちの個性でもあります。バレンタインバルでは、改めて、魚津の地元飲食店の多様性やまちの熱気を感じることができました。それをより多くの人に知っていただくためにも、当社としては、これからもより良い形を模索し、試行錯誤しながら、バルイベントを続けていきたいと考えています。

最後に、時間の関係上、回り切れず、紹介できなかったお店をはじめ、土曜という繁忙日の中、まちの活性化の趣旨に賛同していただいた参加店の皆様に御礼を申し上げますとともに、当日参加していただいたすべてのお客様に心からの感謝を申し上げます。

【魚津バレンタインバル参加店】
ミラマルシェ/cafe&diner WILD HOGS/きまぐれ屋PECO/大衆酒場ブラザー/ぎょうざ屋 SAYANG/居酒屋 語り/居酒屋 いっぺい/大衆居酒屋 15酒場/glitter/スナック coco/どんぴしゃ/和食処 えん/本格炭火やきとり 笑月/BAOBAB cafe/酒場 みやっち食堂/JIROKICHI/icco.../串揚げ ぜんろく/台湾美食/居酒屋 どんべえ/和の膳 うらら/りとるふぁーむ食堂/cafe&animo/銀河食堂 掛/大衆酒場WagyuSakana平澤/uozu CLASH/ココマカロン/焼肉ホルモン虎ノ門/はいからや/tacos bar GOOD TIME/旬菜酒房 まめな家/まちかどイタリアンfrontale/
【タクシー利用】
魚津交通/金閣タクシー
(順不同)
主催:魚津駅前にぎわいづくり推進協議会/共催:魚津市
後援:富山県/魚津商工会議所
協賛:㈱立山酒店/㈱長岡酒店/魚津タクシー協会/魚津印刷㈱/㈱中広/
事務局:魚津観光まちづくり㈱