11/15,16 カニ籠漁発祥地の富山・魚津で紅ズワイガニをまるごと一杯堪能するグルメイベント「魚津蟹騒動」を開催

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 当社と魚津市が事務局を務める魚津蟹騒動実行委員会は、11月15日(土)と16日(日)の2日間、海の駅「蜃気楼」(魚津市村木定坊割2500-2)で紅ズワイガニをまるごと一杯味わえるグルメイベント「魚津蟹騒動」を開催します。今回は魚津水族館と初連携してカニへの理解が深まる展示も実施します。
 カニ籠漁の発祥地である魚津市は、富山県内における紅ズワイガニの水揚量が第1位。そして、9月から解禁された旬の紅ズワイガニにフォーカスした市内最大級のイベントが「魚津蟹騒動」です。近海で取れた新鮮な魚津産の紅ズワイガニは、高度な衛生管理設備を導入した魚津港で管理さるため鮮度抜群。当日は、カニ本来の味が楽しめる「蒸しガニ」の形で提供します。
 前回の開催では2日間で180杯の紅ズワイガニが完売しました。今回は好評につき200杯以上を用意します。会場では、そのほか、鱒寿司やドリンクなども販売予定です。
※紅ズワイガニは事前予約制(申込期限:11/7)による提供です。ご注意ください。

 初連携する魚津水族館はカニの生態について理解できるパネルを会場に展示します。子供も理解できるわかりやすい内容で説明します。また、カニの可食部など、カニにまつわる”うんちく”をまとめた資料も用意。カニに関するトリビアに触れて親子でも楽しめる機会とします。
 会場で提供する蒸しガニはカニ籠漁で漁獲した紅ズワイガニです。カニ籠漁は、魚津市の漁師、故・浜多虎松さんが研究され、1955年前後に漁獲を成功させました。国内をはじめ、海外のカニ漁でも運用されている漁法です。また、富山県内ではカニ籠の網目を甲羅の幅が9㎝以下の小型の個体が抜け出せるサイズとし、水産資源の保護にも配慮しています。魚津蟹騒動では、伝統的なカニ籠漁の技術や文化などを伝えるため、カニ籠の実物やカニ籠漁を紹介する映像とパネルを用意する予定です。

 魚津蟹騒動実行委員会で代表を務める魚津漁業協同組合代表理事組合長の濱住博之さんに魚津港で水揚げされる紅ズワイガニの特徴や「蒸しガニ」の魅力などについて聞きました。

 ー魚津港産紅ズワイガニの特徴は
 「魚津のカニ籠漁の漁師は甲羅も足も硬い成熟した紅ズワイガニの水揚げにプライドを持って取り組んでいます。個体差はありますが成熟して甲羅の硬い個体は身が詰まっているからです。魚津蟹騒動においても同様に魚津の身が詰まった紅ズワイガニの提供にこだわります
 
 ー鮮度へのこだわりは
 「(水深800メートル~1500メートル付近の)深い海底からカニ籠を引き上げます。紅ズワイガニが好む水温2、3度から一挙に10度以上の環境にさらされるため、ウインチで可能な限りスピーディーにカニ籠を引き上げて、紅ズワイガニを素早く保冷された魚艙に保管します。帰航後も紅ズワイガニは冷海水、氷で冷やして管理することで高い鮮度を維持しています

 ー魚津蟹騒動では蒸した紅ズワイガニが提供されます。
 「『蒸しガニ』は、一度、ボイルした紅ズワイガニを再加熱する段階で蒸し工程を加えて提供します。個人的にもカニ本来の味やうま味を堪能できるのは『蒸しガニ』だと思います

 ー魚津蟹騒動の魅力は
 「比較的近い漁場で漁獲した紅ズワイガニのため、高鮮度で良い状態のカニが堪能できます。来場者の皆様には、ぜひ、本来の紅ズワイガニを味わっていただきたいです

【イベント概要】
行事名称:「魚津蟹騒動」
開催日時:2025年11月15日(土)、11月16日(日)。各日10時~13時(※受付時間は12時30分まで)
開催場所:海の駅「蜃気楼」(魚津市村木定坊割2500-2)
予約受付:専用申込フォーム(魚津観光案内公式ホームページ)
交通アクセス:魚津ICより車で12分、あいの風とやま鉄道・魚津駅より車で5分/市民バスの場合は市街地巡回ルート(東回り)で海の駅蜃気楼を下車
開催内容:カニ籠漁発祥の地で行う、紅ズワイガニのグルメイベント
主催:魚津蟹騒動実行委員会(魚津市、魚津漁業協同組合、㈲魚政魚問屋、富山県鮭鱒漁業協同組合、海の駅蜃気楼、魚津観光まちづくり㈱)
事務局:魚津観光まちづくり㈱/魚津市