【話題】〈魚津丸食堂・インタビュー 後編〉~海への感謝を込めて、魚津の魅力を届ける~ 魚津丸食堂/店長の竹内直樹さん

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 ―魚津の自然の魅力は
 「山と海が近いため、ミネラル豊富な水が海にすぐ流れ込みます。ミネラルが豊富なため良質なプランクトンが育まれ、これらを食べて良質な魚が育つわけです。だから、富山県内の中でも指折りの海の幸が魚津では味わえます。個人的にも魚津の魚を食べた時、『こんなに美味いのか!』と驚きました。もちろん、いい水は農作物にも影響するため、コメや野菜も非常に美味しいです」

 ―品質管理へのこだわりは
 「魚に関しては市場を通じて今朝どれのものを使います。仕入れるときは顔なじみの漁師さんとも連携します。また、市場に近いことは高い鮮度を維持する上で大きな強みです。仕入れた魚は刺身としてメニューに出すほか、加工後に瞬間凍結してフライとして提供することもあります。鮮度は抜群に良いですよ」

 ―人気の刺身定食に使う魚はどのように決まりますか
 「仕入れ状況にも左右されるため、当日の朝に決まります。ブリや真鯛、アジ、フクラギ、甘エビ、ヤナギバチメ(ウスメバル)、白ガレイ・・・本当にいろいろな魚が登場します。『賄い魚津ヶ丼』や『おまかせ定食』も毎日違う魚です」

 ―食堂の存在意義は
 「漁協直営の食堂として食育を大切にしたいです。すでに大学と連携して三色丼を開発しました。ブリやサバなどの魚を使ったそぼろと、卵、地元の野菜を使って三色にして提供しています。今後、市内の小学校などと一緒に食育の領域で取り組める機会があれば喜んで参画します」

 ―地域事業者との連携を意識されているようですが
 「地域への集客のためにも魚津市さんや魚津商工会議所さん、もちろん魚津観光まちづくり会社さんといった企業とも連携やコラボして面白い施策を打ち出していきたいですね。横のつながりを強化できる余地はまだまだあると思います」

 ―食堂が成り立つ上では漁師さんの存在も欠かせないと思います
 「命がけで漁に出る漁師さんには非常に感謝しています。漁師さんがいなければ魚が揚がらず、食堂や魚食文化なども成立しません。だからこそ、漁師さんを大事にして増やしていかないといけません。魚津丸食堂としても感謝とともに応援していきたいです」

(この連載は梅田大希が担当しました。)

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